お金が貯まる人貯まらない人

お金が足りなくなると企業は黒字でも倒産する お金のあるなしはその人の価値とは無縁かもしれませんが、お金がないと生活をすることはできません。お金とは言い換えると必要なものと交換する交換手段、支払手段ですが、現代の生活は完全な分業制になっているため、お金がないと何も手に入りません。分業制というのは、それぞれの人が別の仕事をして、世の中に必要な物やサービスを分業して提供していて、その物やサービスを必要な人がお金を払って手に入れるということです。

こうなると、自分自身でお金を稼がないといけないですが、お金が貯まる人とお金が貯まらない人の差はこの収入の差だと考えがちです。しかし、これは見当はずれです。もちろん収入の多寡はお金が貯まるスピードには影響がありますが、貯められる人か否かには影響がないのです。お金が貯まらない人は、お金の存在を心の中で否定している場合が多いです。幼少からの教育の影響やお金に関する経験が原因かもしれませんが、お金の否定がお金を自分から遠ざけているのです。

人間の脳は非常に優秀なシステムで、心の中で思っていることを勝手に実現しようとします。お金を否定すれば当然お金が貯まることはありません。一方お金が貯まる人は、お金を肯定しています。人類が発明したこの優秀な道具に感謝しています。人間の中に血液が流れるように、人間の経済活動はこのお金でつながっていることを受け入れ理解しています。そうすることによって、脳が安心してお金を近づけることになります。その結果、お金が貯まるようになるのです。